設立20周年記念講演会 2006年10月11日
愛知県コンクリート製品協同組合は2006年10月11日、岐阜県や三重県のコンクリート製品関係者の皆様にご出席いただき、メルパルク名古屋で「設立20周年記念講演会」を開催しました。
愛知県コンクリート製品協同組合は、1987年に設立、コンクリート製品の共同販売や検査、技術や経営の向上のための事業などを展開し、社会資本整備への貢献を目指して活動してまいりました。
主催者挨拶で川中理事長は、「20年前の協同組合設立の精神に立ち返り、あらためて愛知県の社会貢献を目指していきたい。今日は貴重な講演を聞いて、少しでもこれからの経営に役立てていただきたい」と述べ、今後の活動への協力をお願いいたしました。
記念講演会では、コンクリート工学の権威である愛知工業大学の長瀧重義教授が「21世紀のコンクリート工学の考察」と題して講演を行いました。講演では、コンクリート製品の使用規定から性能規定への流れ、コンクリート製品JISの再編成などについて解説されました。
長瀧教授は、コンクリートの持続可能な発展について「2040年ぐらいになるとコンクリート製品の解体・廃棄する量と製造する量が同じになる時代となり、再生資源などの有効活用が不可欠」と述べられました。